1~19巻
中世ヨーロッパ的ファンタジー世界で
辺境の領主の子息とはいえ妙に実現力のあり、
王位継承第4位である主人公がいろいろやる話。
初回、大枠のストーリーが凄く練られているように感じた。
時間軸の前後が多いので、うんっ、なるときがあるが、
話を作っておいて、例えば前後半を逆転して描くと、
単純な因果による解決が赴き深くなるとかあるんだろうか。
大東京トイボックスの感想かいてて思い出したが、
ライナスが親父につっかかる場面で
感情を飲み込んで冷静に目的を達しようとする感じがいい。
感情の表現として単純にはっちゃけるのは軽く見える。
目的のために抑えてる描写にして逆にその強さを想像させたり、
その上で押さえきれずに漏れたり爆発する感じにする必要がある。