漫画の感想

読んだ漫画の感想を書く。ネタバレ多少あり。twitter:hunbaba_manga

ナラクノアドゥ

 

 4巻まで

Amazonのあらすじ

深淵から這い寄る悪魔と人間の果てなき戦い……。圧倒的な力を持つ十二の悪魔“十二階梯”の一端が欠けるとき、その均衡が崩れる。『モンスターハンター 閃光の狩人』の漫画を手がけた山本晋入魂のオリジナルファンタジー漫画

 

いつかオマージュしたくなるような好みの設定

 最強の悪魔が魔王全員を倒すと人間になるという設定で、
 魔王を倒すたびに人間に近づくため、
 最強から始まり、段々弱くなっていくという設定がツボった。
 次第に工夫が必要になるという流れもよいし、
 人間に近づき感情的な要素も入れやすくなるという秀逸さ。

日処るところの天子

    

 全8巻

 

人に薦められて読んだ古めの作品だが、読んでよかった。

 ラストはそこで終わるのかって感じだったが、
 全体を通して思惑が交差する造りは好きだった。

 前にも言った気がするが
 こういう歴史モノで一般的な解釈からずれた人物解釈をしているの好み。

多少BLが入ってるのでその辺受け付けない人にはお薦めできない。

本好きの下剋上 第一部「本がないなら作ればいい!」

 

 7巻まで

Amazonのあらすじ

累計10万部突破の人気小説『本好きの下剋上』がついにコミック化! 目指すは図書館司書。本好きの冒険開幕!!本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー! 

 

 

単なる異世界ものというだけでなく、物語として楽しめた。

 チート能力ではなく現世の記憶を武器に不遇から

 抜けて出して行きそうなところが良かった。

 まだ幼年期でこの巻数なのでこれからをさらに期待したい。

 

 

リュウマのガゴウ

【巻数】全10巻

amazonのあらすじ

サンデーGXでの「正義警官モンジュ」でお馴染みの作者が描く世界を救う唯一の光「リュウマ」という名を継ぐ者たちの物語…壊れた世界を舞台に繰り広げられるフォークロアクロニクル!

 

 

物語を貫く大きなストーリーはとても好き。

 世代引継ぎ型であることや過去の逆転もいい。

 ただ、描き分けの問題と時系列入れ替えがあいまって

 作者も巻末で言及していた通り相当わかりにくい仕上がりとなっている。

 この辺はジャンプなどのメジャー誌だとしっかり管理されるイメージ。

 

 

8巻まで読んだ時の感想

世代引き継ぎ型の大きなストーリーがよく出来てそう。

 まだ途中だから最終的にどうオチをつけるのかはわからないが。

 登場人物が自然と多くなるので、時系列を入れ替えて物語をすすめるのは

 程々にしておいた方がよりわかりやすくてよかったかもしれない。

 

 

辺境の老騎士 バルド・ローエン

 

辺境の老騎士 バルド・ローエン(1) (ヤングマガジンコミックス)

辺境の老騎士 バルド・ローエン(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 3巻まで

Amazonのあらすじ

金も名誉も捨てて、老騎士バルドは死にゆくための旅に出た。ひとりぼっちで美味しいご飯に舌鼓を打ち、ひとりぼっちで見慣れぬ景色に感嘆する。死に場所を探す旅路はひっそりと始まった。しかし、彼は知らない。それが新たな冒険の幕開けとなることを。辺境の大領主コエンデラ家が引き起こす争いにバルドはいつの間にか巻き込まれていく――。

 

寂びれた空気やうるさすぎない登場人物の多さがいい感じだった

 少年漫画を読んでいるとストーリーを進めるために

 無理やり絡んでくる漫画的登場人物達に辟易してくるが、

 この作品はそのあたりに節度があるように感じた。

 はっちゃけた異世界ものかと思ったところのカウンターというのも

 いい方向に働いたというのは多分ある。続きが読みたい。

 

 

憂国のモリアーティ

 

 6巻まで

Amazonのあらすじ

時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。 この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!

 

ホームズの登場タイミングがちょうどよかった。

 モリアーティを知らずに読み始めたんで、

 途中までオマージュ?と気づかなかった。

 こういう歴史やもともとある物語を

 多少角度を変えるようなストーリー結構好き。

フットボールネーション

 

 11巻まで

Amazonのあらすじ

サッカー雑誌の女性カメラマン・緒形は、ある時、アマチーム「東京クルセイド」の取材を命じられる。そのチームの選手応募要項は「脚のきれいな選手求む!」…ふざけたチームだと、しぶしぶ河川敷に出かけた緒形だったが、そのチームとは別に、ある才能に出会う!河川敷を根城に、草サッカーチームの助っ人をしている“ジョーカー”こと沖千尋だった。その才能に目をつけた「東京クルセイド」の監督も、千尋をチームの助っ人として依頼する。

 

漫画の形をしたサッカー論の本

 ストーリーや構成は敢えて練らずに、

 伝えたいサッカー論を一つずつ説明していくシステム。

 とりあえずもも裏歩きはやってみてる。