1~6巻(完)
1950年代、帝国に占領された日本は奴隷のような生活を強いられていた。
その中で、娼館で働く主人公の少女が獣のような男に出会う。
押切蓮介が美女と野獣を書くとこうなるのかもしれない。
全6巻でこういう話も悪くない、というか良かった。
エレノア家襲撃や収容所での諍いはさすがのクオリティを感じた。
クソみたいな酷いシーンとアツいシーンを両方かけるのが凄い。
前回感想:いつもの押切蓮介の作品とは少し異なるテイスト。
2巻まで読んだ時点。
普段は登場人物少なめでやり取り重視なイメージだが、
今回は展開重視な作り方になっている。
そういう意味で物足りないところはあるが、
まだ2巻なのでこれからに期待したい。